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デザイン発電所地域共生モデル【家康公用水品発電所の改修計画】
~ストーリーと設計のコンセプト~
富士山の湧水に恵まれた富士宮市は小水力発電所において箇所数、総出力共に「日本一の小水力発電のまち」として知られている。家康公用水発電所は富士宮市郊外にある水力発電所であり、発電所の名前は家康公が開削を命じたと伝えられる由緒ある北山用水を環境に優しい現代のエネルギーに再生することから家康公の名に因んでいる。
本整備計画では、こうした水力による小発電施設を地域に開かれたアメニティーとして修景デザインを行うものであり、歴史と現代をつなげる発電施設と周辺環境を調和させるための「再生計画」である。
※團紀彦建築設計事務所の計画資料より引用
発電所諸元
発電出力:158kW(年間計画発生電力量:約1,294MWh)一般家庭の約300世帯相当
運転開始:2019年9月25日
工 期 :2023年5月から10月予定
所在地 :静岡県富士宮市北山