マイクロ水力発電

マイクロ水力発電とは?
上下水道水や農工業用水などの水の未利用エネルギーを活用して
電気をつくる新しい水力発電です。

民間企業で初めて2004年に、水道局と共同で水力発電事業を開始しました。
現在では、関東甲信越の9つの地方自治団体の方々と水道水や工業用水などを利用した発電所を18か所設置し、電気を作っています。

長年に亘って蓄積した水力発電技術を活かし作りあげた、ビジネスモデル「Aqua µ(アクアミュー)」を利用し、
お客さまとの共同事業と、水力発電のコンサルティング業務を行っています。

また、小水力・マイクロ水力発電の発電事業やコンサルティング業務の経験を活かし、
水力発電に関する講演会などもお受けしています。

もっと知りたい、マイクロ水力発電LEARN MORE

  • 未利用エネルギーの利用
    未利用エネルギーの利用
  • クリーンエネルギー
    クリーンエネルギー
  • ローコスト
    ローコスト

一般的に、水力発電では1,000kW以下でその他の目的の工作物に従属するものを
「新エネルギー」として、小水力、マイクロ水力発電と呼んでいます。

東京発電では、河川の水を利用した中小水力発電所を多く所有している為、出力規模ではなく、
河川水や、上下水道水、農工業用水などの既設のインフラに後から付ける水力発電をマイクロ水力発電と呼んでいます。

マイクロ水力発電は未利用エネルギーを利用するので、発電するエネルギー量が少ないことが多く、
低コストで効率よくエネルギーを取り出すことが重要になります。

イラストで知る「マイクロ水力発電」
マイクロ水力発電のメリット
従来の水力発電は、規模が大きいものが多く自然環境に配慮しながら開発する必要がありました。
しかし、マイクロ水力発電は、すでにあるインフラやダム、水路設備などの多くの設備を利活用する為、設置する段階から二酸化炭素の排出を抑制することが可能になりました。
マイクロ水力発電のしくみ

Aqua µ(アクアミュー)AQUA M

水力発電所の建設から運転・保守、事業運営まで
ワンストップサービスでお手伝いします。
上下水道水、農工業用水、えん堤のある河川水など、
私たちの身の回りには、エネルギーとして活用されていない水資源が数多く存在しています。
私たち東京発電は、こうした水資源をお持ちの皆さまと共同しながら、
独自の「ビジネスモデル」によりクリーンエネルギーである水力発電を実現させて地球環境に貢献していきます。
フルサポートタイプ
水資源をお持ちのお客さまと水力発電の共同事業を行います。
発電所の実施主体は東京発電となり、お客さまからは「水のエネルギー」と「発電所の設置場所」のみご提供いただきます。
関係法令、電力会社との対応や発電所の運転・不具合発生時の原因追究などの対応も、全て東京発電が対応します。
お客さまへは共同事業者として、事業リスクを最小限に抑え「発電事業の報酬」や「安価な電力」・「環境貢献」などのメリットをご提供します。
フルサポート
テクニカルアドバイザー
タイプ
発電所の所有および運営主体はお客さまとなりますが、計画・調査から運転保守などお客さまの要望に合わせて、東京発電がサポートする形で水力発電事業の技術をご提供します。
テクニカルアドバイザータイプ

マイクロ水力発電実績PERFORMANCE

森ケ崎水再生センター小水力発電設備(東・西)
森ケ崎水再生センター小水力発電設備(東・西)
発電所
森ケ崎水再生センター小水力発電設備(東・西)
所在地
東京都大田区昭和島・大森南(森ヶ崎水再生センター内)
年間発生電力
東:約770MWh
西:約50MWh
(東・西合計で一般家庭およそ212軒分の電力量に相当)
最大出力
東:(1)93kW、(2)84kW
西:9.9kW
CO2年間削減量
東西合わせておよそ350トン
最大使用水量
東:(1)2.80(㎥/s)、(2)2.62(㎥/s)
西:0.34(㎥/s)
有効落差
東:(1)4.218m、(2)4.099m
西:3.76m
発生電力の用途
再生センター施設内において使用
■概要
最終処理された水をサイホン効果を利用して取水し発電しています。東京発電では巡視点検を担当しています。
ふくしま北部配水池発電所
ふくしま北部配水池発電所
発電所
ふくしま北部配水池発電所
所在地
福島市飯坂町平野(福島市水道局北部配水池内)
年間発生電力
730MWh(一般家庭およそ170軒分の電力量に相当)
最大出力
115kW
CO2年間削減量
およそ370トン
最大使用水量
0.256(㎥/s)
有効落差
62.804m
発生電力の用途
固定価格買取制度により電気事業者へ全量を売電
■概要
すりかみ浄水場から送られる水の流量と圧力を利用して発電しています。
○共同事業者:福島市水道局様
平間発電所
平間発電所
発電所
平間発電所
所在地
神奈川県川崎市中原区上平間1668(川崎市上下水道局平間配水所内)
年間発生電力
860MWh(一般家庭およそ280軒分の電力量に相当)
最大出力
121kW
CO2年間削減量
およそ490トン
最大使用水量
0.509(㎥/s)
有効落差
31.348m
発生電力の用途
固定価格買取制度により電気事業者へ全量を売電
■概要
平間配水所更新工事に合わせて、水力発電所を設置しました。
川崎市上下水道局様との3次開発地点となります。
○共同事業者:川崎市上下水道局様
泉水発電所
泉水発電所
発電所
泉水山発電所
所在地
埼玉県朝霞市泉水2-13-1(朝霞市泉水浄水場内)
年間発生電力
460MWh(一般家庭およそ150軒分の電力量に相当)
最大出力
63kW
CO2年間削減量
およそ260トン
最大使用水量
0.35(㎥/s)
有効落差
24.615m
発生電力の用途
固定価格買取制度により電気事業者へ全量を売電
■概要
泉水浄水場の着水井更新工事に合わせて水力発電所を設置しました。
埼玉県大久保浄水場からの受水圧を利用して発電しています。
○共同事業者:朝霞市様

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