有形文化財

歴史的な施設を、
私たちは大切に守り続けます。
茨城県に所在する石岡第一発電所の計9件が国の重要文化財に指定されています。
また、花貫川第一発電所第3号水路橋をはじめ、里川水系の賀美・小里川・徳田発電所の本館・放水路・取水所など
計18件の建造物が、国の登録有形文化財に登録されています。
大正時代に建設されたこれらの水力発電設備は、日本の発電の歴史を語るうえでも非常に重要なもの。
私たちはこれからも、文化的な価値をもつ施設の維持・補修に努め、後世に引き継いでいきます。

有形文化財CULTURAL PROPERTIES

1999年登録 第3号水路橋
花貫川第一発電所第3号水路橋
「めがね橋」の愛称で親しまれる2連のアーチ

大正7年、発電所への導水路として建設された鉄筋コンクリート造アーチ橋。橋長約77m、幅員約2m、高さ約22m。石を積み上げた橋脚から、両側の山を結ぶ2連のアーチが掛けられ、これが「めがね」のように見えることから「めがね橋」と呼ばれています。

2004年11月登録 本館・放水路および余水路・取水所
賀美発電所
豊かな自然と調和した木造建物

本館・放水路および余水路・取水所大正8年発電開始。木造の本館建物、背後の水圧鉄管、前面の排水路などが周辺の自然環境とほどよく調和しています。

2004年11月 本館・放水路・余水路・取水所
小里川発電所

1926年発電開始。本館建物は鉄筋コンクリート造。大きな落差のある、長い水圧鉄管が、杉に覆われた斜面を一気に下っている景観は迫力があります。

2004年11月 本館・放水路・余水路・取水所
徳田発電所

1926年発電開始。里川水系の3発電所の中で最も上流に位置しています。本館建物は賀美発電所と同じ木造建築物ですが、構造が異なります。

2008年12月 本館発電機室・本館旧変圧器室・本館変電室・調圧水槽・水槽余水路・第二号水路橋・第一号水路橋・沈砂池・取水堰堤
石岡第一発電所

1911年発電開始。我が国最初の鉄筋コンクリート製発電所。上部欠円アーチ形の大窓を連続させ、採光に配慮したつくりとなっています。 ※東北太平洋沖地震による減失により、一部(水槽)を2011年10月重要文化財指定解除

2006年8月 本館・鉄管路擁壁・水槽・余水路・沈砂池・取水堰堤
石岡第二発電所

1914年発電開始。本館建物は鉄筋コンクリート造。県道脇に位置し、外観は石岡第一発電所をコンパクトにしたつくりとなっています。