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『北茨城バイオマス発電所』の営業運転開始
2024年7月1日
東京発電株式会社
2023年2月から新設工事を実施しておりました『北茨城バイオマス発電所』(茨城県北茨城市)が、2024年7月1日に営業運転を開始いたしました。 |
当発電所は、北茨城市が策定している北茨城市都市計画マスタープランにて産業拠点に指定されている磯原工業団地に位置し、北茨城市周辺の間伐材や林地残材等の未利用材を燃料として使用する最大出力1,990kW の木質専焼のバイオマス発電所です。
木質バイオマス燃料であることから、カーボンニュートラル※1 に寄与する再生可能エネルギーとしての電気を発電します。また、未利用材を有効活用することで森林環境整備の一助となり、水源(すいげん)涵養(かんよう)の効果も期待されています。
地域のみなさま、林業に従事するみなさま及び関係各所のご理解・ご協力をいただきながら、安全最優先で運営するとともに、豊かで持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
【発電所概要】
(1)発電出力:1,990kW
(2)発生電力量:年間約13,740MWh
(一般家庭約3,500 世帯分の電力需要に相当※2)
(3)発電設備:流動層式ボイラー+蒸気タービン
(4)燃料:木質チップ
※1 樹木は成長過程において光合成によりCO2を吸収し、O2(酸素)を生産しながらC(炭素)を体内に貯え樹体をつくります。発電所では樹木を燃料として燃焼させることでCO2を排出しますが、このCO2は樹木が成長過程で大気中から吸収した量と相殺されるという考えです。
※2 環境省による「令和4年度家庭部門のCO2排出実態統計調査資料編(確報値)」より世帯当たり年間電力消費量3,950kWh で換算
【問い合わせ先】 東京発電株式会社 業務統括室 総務広報グループ 花木 ℡03-6371-5200 |